♦学校の特徴：

アメリカやカナダにも学校を展開する大規模校のロンドン校。ユーストン駅前というとても便利な立地にある。コースは週１５時間の他に、インテンシブコースの週２２．５時間、セミインテンシブコースの１８時間あり。基本レッスンに選択レッスン（ライティング、スピーキング、文法など）を付け加えることも可能。レッスンではコミュニケーションを重視しつつ、４つのスキルを満遍なく向上させていく。教師やスタッフはとてもフレンドリーで協力的。レッスン以外にも無料アクティビティの時間が設けられていて誰でも参加可能（サッカー、パブナイト、パーティー、ディナー、ミニ遠足など）。アコモデーションはホームステイ以外にもスチュディオやハウスシェアなどを選べる。

最寄り駅	ユーストン（ノーザンライン）
コース	一般英語、３０歳以上のコース、IELTS準備コース、TOEFL準備コース　など
生徒数	340
日本人の割合	8%
アコモデーション	ホームステイ、スチュディオタイプ（キッチン＆トイレシャワー付き）、ハウスシェア
入校日	毎週月曜日
最低受講期間	１週間
年齢	１６歳以上
他校舎	オックスフォード、ケンブリッジ、ブライトン、ブリストル、マンチェスター
学校のＵＲＬ	http://www.ecenglish.com/
料金	学校のサイトより検索可能

 

学校訪問記

 

以下の学校前で撮った写真でも分かる通り、学校はEuston駅の目の前にありビルの3階に位置している。

ビルに入る際は、受付で登録する必要がある。 Centre DirectorのRichard Quartermanさんとお会いし、親切に校内を案内いただく。細長い廊下の左右に教室があり、3階に着いて目の前にオレンジの受付を見て右側が主に16～30歳以下のためのクラス、左側が30＋という30歳以上を対象にしたスペースと受付が別にある。

 

世界中にあるESのLondon校は2005年にでき、Covent Gardenから2012年に現在地に移ってきたとのことで、施設は大変新しく綺麗である。 各教室も最新の機械を使っているそうだ。入学時のプレイスメントテストもオンラインで行っているとのこと。

【全体数】 30歳以下（平均年齢は22歳位）・・・200名ほど 30＋・・・140名ほど 日本人は全体の8パーセントほどなので多くはないとのこと。他、現在トルコ人の学生が増えてきており、韓国人、フランス人、スイス人、ロシア人、ブラジル人、イタリア人、コロンビア人、サウジアラビア人などの構成で多国籍。

【コース】 学校は8時半から18時半まで開校している。 3時間のGeneral Englishが中心となっており、フルタイムコースのみでパートタイムはなし。その他、IELTSやCambridge などのExam対策クラス、ビジネス英語クラス、プライベートレッスンなど追加でコースがとれ多くの学生が受講しているとのこと。 30歳以下・・・14教室があり、一クラス最大14名、平均11名くらいの人数 30歳以上・・・8教室があり、一クラス最大14名、平均11名くらいの人数 一クラスの人数が少なく、先生に質問しやすくアットホームな雰囲気の様だ。

【施設】 3階の学校内には、学生ラウンジ、ライブラリーなどが充実している。スタディエリアでは、自習、パソコン利用や、本・ＤＶＤも借りることが可能。学生にとって大切なWi-Fi環境が整っており、高速でより良いものを最近取り入れたとのこと。 また、同じビル内にはスターバックスやカフェテリアが入っており、建物の他の利用者と共にディスカウント料金で利用可能。

【スタッフ、講師】 訪問した際は、メイン受付にはスタッフが1名とインターン１名がおり、３０歳以上の受付には３名のヨーロッパの受付スタッフがいた。 先生はなんと３０～４０名パートタイムを含めているとのこと。フルタイムは２０名ほど。コースによっては、２名の先生で交互に担当しているものもあり、中には弁護士などのメインの仕事もしつつ英語を教えている先生もいるそうだ。

【アコモデーション】 ホームステイかレジデンスを選ぶことが可能。ホームステイはエージェントに委託しており、現時点で60～70名の学生が利用しているとのことで、かなりの規模があることが分かる。 レジデンスは、中にジムもあり週400ポンド程とのことなのでラグジュアリーにステイを楽しみたい社会人に好評のようだ。 Liberty PlazaとChapter（King’s Cross）というレジデンスに学生を送っており、他の大学や学校の学生も滞在しているとのこと。 

【学校のアクティビティ】 Social Programが大変充実している。 例として、Welcome Event, Breakfast Club, Pronunciation Clinic, Pub Quiz Night, Learn and Explore, Dinner Club, CV Skills, Conversation Club, Farewell Event、日曜日のフットボールクラブ、他社に委託した週末のトリップ（ケンブリッジやブライトンなど）。 これだけ多くのイベントを全てスタッフが担当しているのかと尋ねたところ、学生のインターン生もイベントのオーガナイズを自由に行うことができるとのこと。学生同士の交流に大変良い機会が多くあると感じた。

 

 

体験者の声（EC３０＋コース、４週間）

初日はリスニング、スピーキング、ライティングを組み合わせた総合的なテスト。レセプションには自由に食べていいフルーツやジュースが置いてありました。どうやってECで英語を学ぶかの説明後、付近の人とグループになり外に出て問題を解きながらバーを目指すというゲーム兼ウエルカムパーティーがありました。一杯無料券付き。しっかりした説明と面白いウエルカムパーティーに驚きました！年齢層は高く、３０代は少ないです。ブラジル、スイス人が多く、他にもドイツやチリ、フランス、チュニジア、トルコなど。アジア系は少なく、中国、韓国、台湾、ウイグル、キルギス、日本がわずかにいました。
時間帯はAタイプ、Bタイプと分かれます。例えばAタイプの月曜は午前中、Bタイプは午後。火曜日はAタイプが午後、Bタイプが午前。１３：３０～１５：００の選択授業をとっている人同士がそこで被るといった感じです。時間が有効活用できるので良い仕組みだと思います。

先生は頻繁に変わります。イースターやバンクホリデーがあったせいもあると思いますが。ほとんどの先生はとても熱心で、各自工夫を凝らしつつ、文法も交えながら日常で使える英会話を教えて下さいました。先生同士の引継ぎがないのはどうかとは思いますが、全体的にとても良い授業だったと思います。

教室はとても綺麗でモダンです。スタッフの方はフレンドリーでとても親切です。
生徒も３０歳以上だけあって、様々な仕事に着いている方ですし、働いている分お金にゆとりのある印象でした。年齢的に落ち着いていて、価値観や目的が学生とは違うので、非常に居心地の良い学校でした。
イベントやクラス変更の際はメールで知らせてくれます。生徒用の各自サイトも卒業後３か月は使えますし、サービスの質が良いです。

アコモデーション：Liberty Plaza

とても綺麗でセキュリティーがしっかりしたアコモデーションです。プリンターが置いてありますが、メールで送ればレセプションでプリントもしてくれます。毎週月曜日が掃除＆タオルを取り換えの日です。共有キッチンはゴミで溢れかえっていたり、食器が洗わずに置きっぱなしだったり、冷蔵庫に賞味期限切れの食材がたくさんあります。が、ゆったりとしたキッチンでポット、オーブン、テレビ、ソファもあり、充実した設備です。すぐ脇には小型のSainsburuy’sがあり、ロンドン塔や大型のWaitroseまで歩いて１５分弱です。付近にはレストランが少ないため、何か食べる時はSainsbury’sになります。私の部屋は道路側だったため、キッチンで騒いでいるのが聞こえるくらいでしたが、他の部屋は中庭側だったので、中庭で騒ぐ若者がかなりうるさく、眠れないと言っている方が３人ほどいました。１人は別のアコモデーションに移りました。タバコの煙も入って来るそうです。
部屋位置の当たりはずれはあると思いますが、とても快適なアコモデーションだったと思います。