サマースクール訪問記ーSt Edmund’s college
サマースクール訪問記。今回は、セントエドモンドカレッジ(St Edmund’s College)です。
ヒースロー空港から北上すること約1時間。ハートフォードシャーの田園地帯にぽつ~んと建っているセントエドモンドカレッジは、13~18歳までの生徒が通うボーディングスクール(併設の保育所と小学校もあり)。 その歴史は古く、16世紀にHallとして建てられた建物が後に男子の教育の場となり(建物はまだ残っています)、後にカソリックの共学の学校となりました。学校内には160年前に建てられたという素晴らしいチャペルがあります。
学校主催のサマースクールは1996年から続いています。
El Gazette紙でベストサマースクールに選ばれるほど質が高く、毎年大人気。かなりの生徒がリピーターとなり毎年戻ってくるそうです。
またサマースクール終了後、そのままイギリスに残って本格的に留学する生徒もかなりいるそうで、準備校的な役割もはたしています。
質の高いサマースクールを拝見できるとあって、今回の訪問がとても楽しみでした。
しか~し、約束の時間に到着したのですが、広すぎてオフィスがどこにあるか迷ってしまい、うろうろする始末。どこかのおじさんに声をかけてオフィスまで連れて行ってもらいました・・
受付けにお伺いして少しすると、サマースクールの責任者のキャロラインさんがにこやかに出迎えてくれました。
以前からメールをかわしていたので、やっとお会いできましたね、という感じ。 ニコニコとしたとてもやさしそうな方です。 キャロラインさんの案内で、さっそく学校内部を見学させていただきました。
見学した感想ですが、参加者の英語のレベルが高そうということ。参加者のほとんどがヨーロッパ人ということもありますし、リピーターが多いせいというのもあるかもしれません。実際、英語初心者は受け入れ不可です。
あと、サマーが終わってから正規留学をする割合も多いので、真剣さが違うのかも。 他のサマーでよくみかける中国人やロシア人もここではマイノリティー。 日本人もほとんどいません。
代表のCarolineさんはとてもやさしく笑顔ですが、実は厳しく注意もします。 授業に遅れそうになっている生徒をせかしたり、実際に遅れてきた生徒に注意をしたり・・。
寮を案内しながら、”本当に汚いわね” と言いつつドアを閉めて回ったり。 お勉強もお行儀もしっかり躾けられる感じです。 でも堅苦しいだけじゃなくて、午後の選択科目はスポーツやアクティビティが中心ですし、シアターへ行ったり遠足があったり、お楽しみも色々あります。 体育館やプールなど設備も申し分なし。 ベストサマースクールに選ばれるだけのことはありますね。
もうすぐ私の生徒さんが2名やってきます。 ここで楽しい時間を過ごしてくれると思うと、私もワクワクしてきました。
サマーだけでなく、正規留学生も送ってみたいという気にさせられる学校です。