WSE(ウインブルドンスクールオブイングリッシュ)
♦学校の特徴:
ロンドンの南ウインブルドン駅から徒歩5分の場所にある、1964年から続く語学学校の老舗。質の良さとコースの多様性は語学学校の中でも群をぬいており、信頼のおける学校として評判が高い。一般英語コースの他に、ビジネス、ケンブリッジ試験対策、アカデミック英語、メディカル英語、夏にはジュニアコース(ハンプシャーにあるボーディングスクールで開講)、年3回シニアコース(40+)、が行われている。宿泊はホームステイの他にハウスシェア、未婚女性のためのカソリックハウス、ホテル、フラット、など。
最寄り駅 | ウインブルドン(ディストリクトラインまたはブリティッシュレイル) |
コース | 一般英語、ビジネス英語、ケンブリッジ検定コース、ジュニアコース、シニアコースなど |
生徒数 | 250 |
日本人の割合 | 15% |
宿泊 | ホームステイ、スチュディオタイプ(キッチン&トイレシャワー付き)、ハウスシェア |
入校日 | 毎週月曜日(ビギナーは指定のスタート日) |
最低受講期間 | 1週間 |
年齢 | 16歳以上(夏のみジュニアコース11-16歳あり) |
他校舎 | なし |
学校のURL | http://www.wimbledon-school.ac.uk/ |
料金 | 学校のサイトに記載 |
学校訪問記
学校はウインブルドン駅前から徒歩5分の所にある。駅前はショッピングセンターやスーパー、カフェなどでかなり賑わっているが、学校のある辺りから静かな住宅街になる。
建物はイギリスらしいビクトリア朝の1軒屋。ステンドグラスが印象的な入口を入るとすぐ右手に事務所、左手には教室がある。事務所で登録をすませ、少し待っていると担当の女性が現れた。待合室のような所で一通り学校の説明をして頂いた。
全体数:季節によって変動するが7~8月を除けば250名程度。国籍者の人数制限を行っているので(15%まで)、1つの国籍に偏ることはない。日本人は10%程度。
コース: スタンダードコース(週20時間)とインテンシブコース(週23時間20分)がある。スタンダードコースは午後の2レッスンで、インテンシブコースは午後の4レッスンで選択科目を取ることが出来る。選択科目はコミュニケーション能力、文法とライティング、映画製作とソーシャルメディア、医療英語、プロフェッショナル英語、IELTSなど。長期滞在者にはケンブリッジファースト、IELTS,ビジネス英語、法律英語、医療英語、のコースもある。
40歳以上を対象にした英語+カルチャーコースも年3回開講されている。午前中英語レッスン、午後には先生とクラスメートと週3回ロンドン観光+週末1日遠足。
夏にはジュニアコース(11~16歳)がハンプシャーにあるボーディングスクールで行われる。中級以上の英語レベルから参加可能。一般英語に加え、ディベート、プレゼンテーション、フィルム製作、ジャーナリズム、イギリス文化、スポーツ英語、などを選択可能。宿泊は寮。アクティビティや遠足もある。
アコモデーション:ホームステイ(スタンダード~スペリアまで選択可能)、学校所有のスチュディオ(キッチンシャワートイレ付き)、未婚女性のためのカソリックハウス、ホテルなど。
施設:学校内にはラウンジ大小2つ、ライブラリー、スナックバー、スタディセンター(パソコン利用可)、がある。広い庭にはテーブルが置かれ、夏には気持ちの良い空間となる。
スタッフ: メインレセプションに3名、アコモデーション担当者が2階にいて問題があれば話に行ける。先生は20名ほど。
アクティビティ: 毎日様々なアクティビティが企画されており、ほとんど無料で参加できる。(レストランやミュージアムなど有料のものは実費を払う)
感想:専門誌で“語学学校の優良校”に選ばれたこともある(壁に記事が貼ってあった)のが納得できるとても質の良い学校という印象を受けた。 外観は古い建物ながら、内部は超モダンに改装されている。学生のラウンジには大きなテレビが置かれ新しいソファが据えられており、庭が眺められる気持ちの良い空間となっている。教室にもインターアクティブボードが新設されており、熱心に授業が進められていた。真新しいスタディセンターには何台もパソコンが設置され使用できる。隣には図書室があり大学進学を考えている人にはアドバイザーが常駐しているので相談可能。熱心に勉強している姿があちこちで見受けられた。