花の名前を英語で言えますか?
6月の総選挙を前にして、5月4日には前哨戦となる地方選が行われました。結果は保守党が労働党を抑えて11の自治体で勝利、以下、労働党、自由民主党、と続いています。
最大野党である労働党の党首Jeremy Corbinの人気がないため、6月8日の総選挙でも保守党の勝利が濃厚です。どちらが勝利してもBrexitには変わりはないのですが、保守党勝利によりメイ首相がさらにパワーアップしてBrexitに臨みそうで、EUにとっては手ごわい相手になりそうですね。
ところで、フランスや韓国など各国で選挙が行われていますが、イギリスの選挙はなぜか木曜日に行われるのをご存知でしたか?
フランス、ドイツ、日本などは日曜日で、たくさんの人が投票しやすいようになっています。イギリスの他にはインドが木曜日だそうです。アメリカは火曜日。
平日でも残業をしている人が少ないイギリスならではの平日選挙ですが、投票率は若者を中心に下降傾向にあるようです。去年から選挙続きで、選挙好きのイギリス人もさすがに疲れてきたのかもしれませんね。
6月8日の結果に注目です。
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日本でも天皇陛下のリタイアが話題になっておりますが、イギリス王室のフィリップ殿下(Duke of Edinburgh、エリザベス女王のご主人)が96歳で公務からリタイアされることが発表されました。
昨年だけでも110日も公務をこなされており、世界1忙しい96歳ではないかと思われるのですが、今夏で全てのご公務から引退され、今後はゆっくりとした日々を送られるようです。
それに伴い、ケンブリッジ夫妻(ウイリアム王子&キャサリン妃)が現在お住まいのノーフォークから拠点をロンドンに移し、よりご公務に従事されるそうです。皇室も世代交代なんでしょうね。
しかし、先日91歳を迎えられたエリザベス女王は現役続行です。どこまでいくのか、楽しみですね~。
ちなみに、フィリップ殿下が1953年に始められたDuke of Edinburgh賞というのがイギリスの学校教育では広く取り入れられています。中高生を対象にしたグループでの遠征のようなものですが、ミッションをクリアするとブロンズからゴールドまでの賞がもらえます。シルバーやゴールドになると軍事訓練のような激しさで、遭難者が出ることも。
はじめ、Duke of Edinburgh awardと聞いても何それ??という感じでしたが、イギリスで中高生を持つ親なら頻繁に耳にしていると思います。
賞をもらうと受験にも有利になるとか、ならないとか・・。
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新紙幣の5ポンド札が浸透してきたので、旧5ポンド札は5月5日をもって使えなくなりました。今ならまだ銀行で換金可能かもしれません(ロンドンのBank of Englandまで行くと無期限で換金してくれます)
1ポンド硬貨も3月28日に新しくなりました。新コインは12角形と少し角ばっていて、サイドにギザギザが入っています。
表には女王陛下、裏には英4連邦の国花(イギリスのバラ、スコットランドのアザミ、ウエールズのリーク、北アイルランドのシャムロック)が入っています。旧1ポンドは10月15日に使えなくなりますので、皆様お気を付けくださいね。
2020年には20ポンド札も新しくなる予定ということで、どんなデザインになるか楽しみです。
***今月の語学学校
2月から3か月の予定で留学されていたAさんが、ついに日程を終了し、先日帰国されました。
最初に2週間英語レッスン付きホームステイで英語のシャワーを浴びた後、まずチェルトナムにある語学学校Inlinguaへ。チェルトナムはとても素敵な地方都市で適度に都会なため、生活するには便利だし、コッツウオルズ観光にも最適。滞在は弊社選定のホームステイでした。
チェルトナムに6週間滞在の後、ロンドンの語学学校ECへ。30+という30歳以上限定のコースに入られました。滞在は寮です。
5週間のコース終了後は1週間の国内旅行に出られ、観光も楽しまれました。
この3か月で、たくさんの経験と思い出を作られたことでしょう。また感想をお聞きしたいと思います。
ホームステイや正規留学手配とともに、今後は語学学校手配もドンドン行っていきたいと思っています。弊社スタッフで、ロンドンの語学学校に勤めるソイエル尚子が、先日はオックスフォードにある語学学校を訪問してレポートを書いてくれましたので、ぜひHPをご参照下さいね。
***サマースクール
たくさんのご予約を頂いております小中高生のサマースクールですが、まだ日程によっては空きのある学校もございますので、ご思案中の方はぜひお問合せ下さいませ。
サマースクールのスケジュールは各校で工夫を凝らしているので少しづつ違います。英語の他に数学やサイエンスを教える学校、オプショナルで好きな科目を選べる学校、アクティビティやスポーツに力を入れている学校、イギリス人生徒がヘルパーで参加する学校、など。
よく頂くご質問が、“レッスン数が多くアカデミックなサマースクールはどこでしょうか?”。
レッスン数だけで見ますと、トーントン(週25時間)、ホイットギフト(週23時間)、シャーボーン(週21時間15分~22時間半)になりますが、午後のオプションの選び方によってはフェルステッド(15時間英語+週6時間アカデミー+3時間プロジェクト)、セントビーズのイングリッシュプラスコース(週22.5時間)などもアカデミックになるかと思います。
あと、自習や宿題の時間もありますので、1日で見ると勉強をしている時間は結構あります。合間にスポーツ、寝るまでアクティビティもあるので、“1日中何だかすごく忙しい状態”になりますが、日本の子供達は普段から塾や習い事で忙しそうなので慣れているかもしれませんね。
どのサマースクールへ行っても、出来るだけ日本人同士で固まらず、日本人が2人いても1人別の国籍者を入れて英語を話さざるをえない環境を作るとか、工夫をしてみてくださいね。
**イギリス正規留学
5月、6月はイギリスでは試験の季節です。
CE(コモンエントランス)、GCSE(義務教育終了時に受ける試験)、AレベルまたはIB(大学進学試験)がこの期間行われますが、該当の学年でなくても、模擬試験や学年末試験などがどの学校でも行われています。
イギリスの試験(GCSE、Aレベル)は日本のように毎日あって1週間で終わりとかではなく、選択している教科の試験が5月~6月に飛び飛びで行われるので、全て終了するまでに2か月くらいかかります。その間のストレスたるや、親子とも相当なもの。
“早く終われ~、早く終われ~”と念じつつ、蛇の生殺しのような状態が続くわけです。
私がガーディアンをしている長期留学生達の中で、6月にCEを受ける生徒が2名います。CEは全教科で行われ、全ての教科で志望校の合格基準(普通55%以上)を満たしていなければいけません。
最終学年になってからCEに向けて準備を繰り返してきましたが、いよいよ本番が近づいて来ました。なんとかがんばってほしいと祈るような気持ちで見守っています。
試験が終わると楽しい夏休み。こちらの学校では宿題はほぼ出ませんので、子供にとっては天国です。
皆、今学期を無事に終了出来ますように。
皆様も、イギリス正規留学に挑戦してみませんか?
サマースクールからそのまま1年留学することも可能。
お問合せ&資料請求は、このメールにご返信頂くか、info@robinedu.comまで。
***旅のお役立ち情報
10年前にホームステイに来てくださったお客様が、お友達と一緒にギルフォードを再訪して下さいました。
ロンドンでアフタヌーンティーをしたかったのに、予約がとれなくて諦めたと仰っていたので、ギルフォードでアフタヌーンティーをご一緒しました。
ちなみに予約が取れなかったアフタヌーンティーは、サンダースホテルと言います。
私は全然知らなかったのですが、アリスのお茶会をコンセプトにしたアフタヌーンティーで、大人気なのだそうですね。
http://www.afternoontea.co.uk/uk/london/oxford-street/sanderson-hotel/
写真を見ると、食器やティーポットなどもアリスにちなみすごく可愛くて、ケーキも時計の形やシュガークラフトしてあったりで美味しそう・・。
話のタネに行ってみたいとは思うものの、お値段が驚愕の48ポンド(!)なうえ、レビューを読むとサービス料に15%取られたとあり、どれだけ高いアフタヌーンティーになるかを考えると、いつも私が利用している郊外のマナーハウスで良いかな(お値段半額、お味最高、雰囲気抜群)・・・と思ってしまったのでした(^^;)。
どなたか行かれた方、感想聞かせて下さいね。
***英語一口メモ
あちこちで色々な花や木を目にするにつけ、“名前がスラスラ言えると良いのに~・・”と悔しい思いをしている私。
今目にする花というか木は、ツツジ、シャクナゲ、クレマチス、チェスナットツリー、マロニエ、エルダーフラワー、金ぐさり、リラ・・・英語名と日本語名が混じっているし..(^^;)
そこでちょっと調べてみました。
日本語名と英語名
ツツジ=Azalea (アザレア)
椿=Camellia(カメリア)
ふじ=Wisteria(ウイステリア)
リラ=Lilac(ライラック)
てっせん=Clematis(クレマチス)
トチノキ=マロニエ(仏名)=Horse chestnut(ホースチェスナット)
ニワトコ=Elder flower(エルダーフラワー)
しゃくなげ=Rhododendron(ロードデンドロン)
アジサイ=Hydrangea(ハイドレンジャー)
ハナミズキ=Dogwood(ドッグウッド)
しゃくやく=Peony(ペオニー)
イギリスやアメリカの木について解説しているこんなブログも面白いです。
http://www.eigowithluke.com/2010/11/english-american-trees/
**お知らせ
メールでお問合せを頂いた方には、必ず2,3日以内に返信をしています。
お返事が届かない場合は、容量オーバー(特に携帯からお問合せ頂いた場合)、メールアドレスの入力間違い、迷惑メールに分類、されている可能性がありますので、恐れ入りますが、弊社の日本代理店であるCSI福岡留学センターまでご連絡ください。(TEL:092-844-4572)
**編集後記
1泊2日でフランスのリールとベルギーのブルージュへ行って来ます。
陸続きではないイギリスからでも、こんな短期間で外国へ行けてしまうのがやはりヨーロッパに住む醍醐味でしょうか。
ロンドン(セントパンクラス駅)からユーロスターでフランスのリールまで1時間半。そこからブルージュまで車で1時間(電車ならゲント経由で2時間)。
国内を移動しても渋滞にはまったりするとすぐに2~3時間かかりますから、まさに国内移動の感覚です。パスポート忘れないようにしないと・・・。
ブルージュ、ブリュッセル、ゲント、と、ベルギーはどこも素晴らしいし、食べ物も美味しいので、イギリスからの小トリップでお勧めの国。2泊3日ならフランスとベルギーで1泊づつしても良いですね。
ベルギーには家族旅行で何度か訪れたことがあります。特にブルージュはオランダへ抜けるための通過地点として、休憩だけしたり、1泊したり。レースとチョコと運河の都、ブルージュ。マルクト広場の鐘楼は世界遺産だそうです。
またブログかFBに写真をアップしますね